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ストレス解消に最適なユーモアあふれるアニメ5作品を紹介。笑いが心を癒し、忙しい日常に明るさを提供します。→その2こちら

(出典 Pixabay:dimitrisvetsikas1969)


1. 『阿波連さんははかれない』“はかれない距離感”が笑いと癒しを生む新感覚ラブコメ

※地上波放送中!!(2025年6月現在)

ジャンル:ゆるギャグ×青春ラブコメ
制作:FelixFilm/原作:水あさと(集英社『少年ジャンプ+』連載)

主人公・ライドウくん(CV:寺島拓篤さん)の隣の席に座るのは、表情が薄くて小柄な少女・阿波連れいなさん(CV:水瀬いのりさん)。彼女の“距離感”は、いろんな意味で測れない――物理的にも精神的にも、めちゃくちゃ近い。けれどそこに悪意は一切なく、ただただピュアで、天然で、可愛らしい。

そんな阿波連さんとライドウくんの“なんとも言えない空気感”の中に、クスッと笑えるやりとりが満載。テンション高めのギャグではなく、「間」や「静けさ」からじわじわくる笑いが特徴です。また、周りを取り巻く優しい空気感や、クラスメイト・先生方とのやりとりも魅力的で、思わず”「あはれ」”が巻き起こることでしょう。妹や弟との関わりも必見です。

✔無表情なヒロインが突然ハイテンションになるギャップがツボ
✔ライドウくんの想像力(暴走気味)が笑いの起爆剤
✔見ているうちに心がふわっと軽くなる空気系コメディ

阿波連さんは、ただの“無口系ヒロイン”ではありません。行動が奇抜だったり、極端に近づいてきたり、急に人形劇を始めたりと、その一挙手一投足が天然すぎて突っ込まずにはいられない。

また、ライドウくんのナチュラルなツッコミ(というか“心の声”)も秀逸で、視聴者の気持ちを代弁してくれる存在としても笑いを誘います。

おすすめポイント:
・日常の中の“ちょっとしたズレ”が笑いに変わる構成
・ラブコメ初心者でも楽しめる、やさしいストーリー展開
・阿波連さんの声が癒し効果抜群

『阿波連さんははかれない』は、ただの「無口ヒロイン×男子高校生のラブコメ」ではありません。どこか不器用で、でも誠実な二人のやり取りが、視聴者の心をじんわり温めてくれるのです。ラブコメ初心者でもスッと入り込める作品でありながら、ギャグ好きにも刺さるネタが盛り込まれており、観る人を選ばないバランスの良さがあります。

忙しい日常の中でふと肩の力を抜きたいとき、笑って癒されたいときに、ぴったりな一作。何気ない高校生活の中で繰り広げられる、“ちょっとズレてて、でも優しい”関係性に、きっとあなたもほっこりすることでしょう。

癒しと笑いが同居する、まったく新しい”ゆるカワ青春ギャグラブコメ”。
『阿波連さんははかれない』は、静かなのに強く心に残る不思議な魅力を放つアニメです。

2. 『あはれ!名作くん』“日本昔話×ギャグ”の最終兵器!? シュールと教育の狭間で笑え!

ジャンル:教育×ショートギャグアニメ/ナンセンスコメディ
制作:Pie in the sky・日本アニメーション(Eテレ)/原作・脚本:うえのきみこ、ナレーション:ナイツ

NHK Eテレで放送されたにもかかわらず、その**ぶっ飛びっぷりは地上波ギリギリ(!?)**のギャグアニメ。日本の古典・名作文学を“まったくリスペクトしていない”方向で再解釈し、斜め上のアレンジとともに展開されます。

主人公は、「名作になりたい!」と夢見る少年・名作くん。彼を中心に、**変人だらけの仲間たち(ボルト、スウィーツ、ノキオ、つる公など)**が織りなす“なんでもアリ”なカオスストーリーが進行。登場キャラの言動も世界観も、とにかく一貫性がなく、笑いが予測不能です。

✔Eテレとは思えない攻めたギャグセンス
✔芸人・声優・YouTuberなど豪華なゲスト出演多数
✔1話約5分でサクッと観られる!テンポも抜群

しかも、子ども向けに見せかけて、大人が観てもじわじわくる社会風刺や皮肉が混ざっているのがこの作品の大きな魅力。「あの名作がまさかこんな展開に…!?」と驚きながら、テンポよく繰り出されるナンセンスギャグに思わず吹き出してしまいます。

おすすめポイント:
・名作の“名”を借りたカオスな脚本
・大人も子どもも楽しめる「二重構造」の笑い
・ショートアニメだから疲れずにずっと観られる

3. 『がんばれ! 長州くん』あのプロレスラー(本人)が挑戦

ジャンル:シュールギャグ/プロレスパロディ/超短編アニメ
制作:DLE/原作・声:長州力(本人)・高松信司ほか

「やる気のない棒読み」「背景が動かない」「キャラが一枚絵」「オチが雑」――
すべてを逆手に取った、狂気の低予算シュールギャグアニメが『がんばれ長州くん』です。

タイトルの“長州”は、そうです、あのプロレスラー・長州力氏本人がモデルで、しかも本人が本人役で声優を担当。その演技がまた“まさかの味”。
たどたどしいセリフ回しと、やる気のなさすら感じるナレーション。それなのに、なぜかクセになって、何度も見返してしまう中毒性があります。

✔1話90秒の超短尺で、テンポよく“謎”が連発
✔無表情な絵と淡々としたセリフのギャップが笑いを誘う
✔プロレス知らなくてもまったく問題なし!
キャラは全員「長州力」や「アントニオ猪木」など、実在のレスラーがモデルながら、内容はまったくプロレスしてないのもポイント。「愛と平和」や「おでんを煮込む話」など、話の展開が予想の斜め上をいくものばかり。

おすすめポイント:
・シュール系ギャグが好きな人にはたまらない
・一話完結&超短編で気軽に楽しめる
・長州力ファンでなくても爆笑できる“棒読み芸”が光る

まるで「ダメなアニメの見本」のような作風なのに、なぜかめちゃくちゃ面白い。
“意図的に作られた脱力感”
「何も考えずに笑いたい」「頭が疲れてて刺激が欲しい」そんなときにぴったりの異色アニメ。
笑うというより“笑ってしまう”、新感覚の笑いをご体験ください!

4. 『ギャグマンガ日和』笑いの速さに脳が追いつかない!怒涛のナンセンスギャグアニメ

ジャンル:ショートギャグ/歴史パロディ/超高速ボケアニメ
制作:スタジオディーン/原作:増田こうすけ(集英社『月刊少年ジャンプ』ほか)

「これを地上波で放送していいのか?」とツッコミたくなる、放送コードぎりぎりの爆笑ギャグアニメが『ギャグマンガ日和』。
1話約5分のショート形式ながら、**内容の密度は1時間ドラマ級。**超高速で繰り出されるボケとツッコミ、ナレーション芸、予測不能なオチ――すべてが“笑いの飽和状態”です。

✔歴史上の人物を無駄にアホ化(例:松尾芭蕉と曽良の珍道中)
✔シュール、ナンセンス、ハイテンポ…すべての笑いが詰め込まれている
✔福山潤さん・うえだゆうじさん・前田剛さんなど声優の怪演が光る
特に人気が高いのは「芭蕉と曽良」シリーズや「ソードマスターヤマト」などのパロディ系エピソード。
元ネタを知っていると爆笑、知らなくても勢いだけで笑えるという、“教養と勢いの両立”を成し遂げた珍しいギャグアニメです。

アニメオリジナルのノリも強く、脚本・演出のテンポが抜群。音楽や効果音もいちいちおかしく、観ているうちに「何だったんだ今の…」と笑いながら困惑することもしばしば。

おすすめポイント:
・1話5分なので気軽に観られる
・深夜テンションで観ると笑いが止まらない
・狂気と緻密さが共存した唯一無二の世界観

『ギャグマンガ日和』は、とにかく疲れていて思考を停止したいときにこそ観てほしい一作です。
「意味わからん」「展開早すぎる」「オチ雑すぎる」…でもなぜか爆笑してしまう魔力があります。
繰り返し観ても毎回新しい笑いが見つかる、**“ナンセンスギャグの金字塔”**として、今も根強い人気を誇る不朽のギャグアニメ。

笑いの沼に一度ハマったら、抜け出せないこと請け合いです!

5. 『この素晴らしい世界に祝福を!』異世界転生なのに“ヘタレ×ポンコツ”で大爆笑!

ジャンル:異世界×ファンタジー×ギャグ
制作:スタジオディーン(第1〜2期)・ドライブ(第3期)/原作:暁なつめ

異世界転生アニメと聞くと、バトル・魔法・チート能力…そんな王道を思い浮かべがちですが、『このすば』はすべてを“ぶっ壊す”異色のギャグ作品です。主人公・カズマは、トラックに轢かれて死んだと勘違いし、女神アクアを“道連れ”に異世界へ転生。そこから始まるのは…貧乏・無職・駄女神・中二病・ドMの騎士という、ポンコツだらけの異世界生活!

✔異世界モノでありながら、ギャグの密度がとにかく濃い
✔カズマ(CV.福島潤さん)の“地味で正論なツッコミ”が絶妙
✔アクア、めぐみん、ダクネス…全員キャラが濃すぎて会話が成立しない

特に見どころは、キャラ同士の掛け合い。
アクアの駄女神ムーブ、中二病全開で爆裂魔法に命を懸けるめぐみん、そしてドM騎士ダクネスの“ギャグ要素しかないパーティ構成”は、もはや冒険というより“コント”。

また、声優陣の演技力もこの作品の笑いを引き立てています。福島潤さん・雨宮天さん・高橋李依さん・茅野愛衣さんのフルスロットルな芝居は必聴もの。セリフの一つひとつが笑いを生む、そんな“勢い任せ”の良さがあります。

おすすめポイント:
・ギャグ×異世界というジャンルの最終進化系
・ファンタジー世界なのにリアルに生活感がある
・シリアス展開もすぐ台無しにされる“いい意味でのバカさ”

『このすば』は、笑って元気になりたい人にこそ観てほしい作品。
異世界転生なのに、スカッとしない。冒険なのに、レベルが上がらない。だけど、それがいい!
「キラキラ異世界ものはもう飽きた」「チートじゃない主人公を応援したい」そんなあなたに贈る、ゆるくて最高にバカな異世界生活がここにあります。

まとめ

笑う門には福来る──とはよく言ったもので、「笑いの絶えないアニメ」はまさに現代人の心の処方箋。疲れたとき、落ち込んだとき、何もしたくないときこそ、気軽にアニメの力を借りましょう。

この記事では、ストレス解消にぴったりのユーモアあふれるアニメ作品を5つご紹介しました。
笑いがもたらす爽快感は、心のデトックスとして大きな効果があります。
どの作品もそれぞれに異なる魅力を持っており、忙しい毎日を少しでも明るくする力を秘めています。

笑いが溢れるアニメは、時に現実の辛さを忘れさせ、心に余裕を戻してくれる貴重な存在です。
本稿でご紹介した作品を鑑賞し、多くの方が笑顔を取り戻す手助けになれば幸いです。
アニメを通じて、笑いの力を実感し、充実した時間を過ごしてください。

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